2015年9月12日土曜日

秋季大会を終えて

宮崎県ミニラグビー秋季大会に参加しました!
高学年 優勝
中学年 三位
低学年 三位
各カテゴリーとも、子供たちは春より大きく成長した姿を見せてくれました。保護者の方々もお子さんたちの成長を感じられた1日となったのではないでしょうか。



今回の秋季大会は、大きな問題提起が全スクールに行われた大会でもありました。
大会前のミーティングでは、県協会の宮永理事長、九州協会普及育成委員会の原田氏も交えて、「宮崎県のミニラグビーの指導は、勝利偏重になっているのではないか。」ということについて意見交換が行われました。
私たち宮崎県のスクール関係者は、外部の方から指摘された事実を真摯にうけとめ、今後現状を変えていかねばらないと思います。

今回の秋季大会スコアを振り返ってみると、トーナメントのパートでは大差のワンサイドゲームが多くを占め、交流戦パートでは接戦が多くみられました。勝ち上がるために、ベストのチームを組み、大差をつけて勝とうとする結果だと推測されます。大差で敗北するチームは所属選手数の少ないスクールに固定化されつつあります。
県内7つしかないスクールが一堂に会する交歓会で、大差で負け続けることが、果たして小学生のラグビー人口減少に歯止めをかけ、ラグビースクールの使命である普及育成にプラスとなるのかどうか、再考する必要があるかもしれません。ライバルチームとベストメンバーで雌雄を決する機会はスクール同士の定期戦などで他にも設けることは可能です。

今週末は宮崎地区のミニラグビー体験会が開催されます。
ラグビースクールが、運動が得意な子も苦手な子も、足が速い子も遅い子も、社交的な子もシャイな子も、多様な子供たちがラグビーの楽しさに触れ、中学・高校・大人とラグビーに関わる入口になってくれればいいなと思います。

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